Way to ZERO: バッテリーのリサイクル – 車両の耐用年数終了後 | Shaping Mobility Hub<!-- --> | フォルクスワーゲン公式<!-- -->

Way to ZEROバッテリーのリサイクル – 車両の耐用年数終了後

2023/1/10

Way to ZEROバッテリーのリサイクル – 車両の耐用年数終了後

2023/1/10

本記事は2021年9月30日にvolkswagen.comに掲載された記事の日本語版です。

フォルクスワーゲンは、車両の耐用年数をはるかに超える脱炭素化戦略を策定しています。フォルクスワーゲン グループ コンポーネンツは、ザルツギッターにおいて、電気自動車用バッテリーをリサイクルするためのグループ初のリサイクル施設をすでに稼働させています。これは、電気自動車用バッテリーのバリューチェーン全体を対象とした、持続可能でエンドツーエンド(最初から最後まで)の責任を果たす取り組みの第一歩です。

セカンドライフ(二次利用)を優先 – リサイクルは第二

ザルツギッター工場の特徴は、他の用途に使用できなくなったバッテリーのみをリサイクルすることです。フォルクスワーゲンは、バッテリーをリサイクルする前に、そのバッテリーを分析して、移動式のエネルギー貯蔵システム用にまだ二次利用できるかどうかを判断します。早くても2020年代後半までは、大量のバッテリーが返却されることはないと予測されています。したがって、このリサイクル施設は、当初は試験段階として、年間最大3,600個のバッテリーシステムをリサイクルできるように設計されています。これは、約1,500トンに相当します。将来的には、プロセスを継続的に最適化することにより、システムをスケールアップして、より多くの数量を処理できるようになります。

バッテリーのクローズドループ:フォルクスワーゲンはクローズドループの実現に注力

その目的は、リチウム、ニッケル、マンガン、コバルトなどの貴重な原材料を、アルミニウム、銅、プラスチックと共にクローズドループ(循環サイクル)を確立して工業的に回収し、長期的に90%以上のリサイクル率を達成することです。このクローズドループ アプローチにより、フォルクスワーゲン グループ コンポーネンツは使用する主要な原材料の需要を長期的に削減するだけでなく、バッテリーのCO2排出量を大幅に削減できるクローズド マテリアル サイクルの実現を目指しています。長期的には、バッテリーの専門的な廃棄とその貴重なコンポーネントの再処理は、環境及び経済面での持続的な効果があります。。コストが低下すれば、お客様にメリットがもたらされます。これは、未来のモビリティにおける循環型経済を実現するための、もう1つの目標です。

This topic was first published by Volkswagen Newsroom on 04/29/21.


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