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「WeShare」によるスマートモビリティカーシェアリングプロになるための簡単な方法

09/10/21

「WeShare」によるスマートモビリティカーシェアリングプロになるための簡単な方法

09/10/21

本記事は2022年4月7日にvolkswagen.comに掲載された記事の日本語版です。

大都市では、クルマを手放したり、クルマを所有していない人がますます増加しています。この背後にある理由の1つが、カーシェアリングです。カーシェアリングは、「便利にクルマを共用できる」ことで人気を集めています。ドイツの主要なサービスの1つが「WeShare」です。このトピックでは、カーシェアリングを最大限に活用するためのヒントをご紹介します。

ドイツでは平均してクルマは1日約23時間、止まっています。したがって、使用率を高めるためにクルマを共有することは理にかなっています。フォルクスワーゲンの子会社である「WeShare」をはじめとする新しいモビリティ サービスは、現代的なサービスにおいて重要な役割を果たしています。これには正当な理由があります。カーシェアリングは簡単で、環境に優しいモビリティの拡大に貢献しています。2021年に、電気自動車を使用した「WeShare」だけで、年間CO2排出量が6,500トン削減されました。これは、ベルリン - ニューヨーク間を飛行機で3,070回往復したときに排出されるCO2排出量に相当します。

これらの理由から、ドイツでの需要は伸びています。2010年にドイツでカーシェアリングに登録した人は、わずか18万人でした。しかし、ドイツの社団法人であるカーシェアリング協会は、2022年の初めに約340万人のユーザーが登録していることを発表しました。大部分のお客様は、主に「WeShare」などの場所に依存しないフリーフロート型のサービスを使用しています。

6500
トンのCO2排出量を削減(2021年)
WeShareの電気自動車
1500
の車両をシェアリング可能(ベルリン)
340
万人
2022年1月以降、カーシェアリングを利用

ベルリンとハンブルグで利用可能

いつでも利用可能:ベルリンとハンブルグの「WeShare」車両は、現在2,300台の電気自動車「ID.3」と「ID.4」から構成されています。

「WeShare」は、フリーフロート型のカーシェアリング プロバイダーです。2019年にベルリンで成功裏に事業を開始した後、昨年(2021年)はハンブルグを含む他の都市にサービスを拡大しました。ハンブルクでは、800台の電気自動車「ID.3」が利用可能です。また、ベルリンでは1,500台のクルマを利用することができ、昨年の時点で、すべてのクルマがグリーンエネルギーで充電される「ID.3」と「ID.4」モデルに切り替えられました。

EUで有効な運転免許証を1年以上保持している21歳以上の人なら、誰でもオンラインで登録できます。ユーザーはキーやカードを必要としません。このサービスはアプリベースで、登録から車両の手配まで、すべてスマートフォンで簡単に操作することができます。料金は分単位で請求されますが、長距離の場合は日単位で借りることもできます。

カーシェアリングの料金は、クルマを時々しか使用しないドライバーに大きなメリットがあります。年間約1万km(1日あたり約27km、月あたり約830km)以下を走行する場合、カーシェアリング サービスをすることによって、新車を購入した場合の費用と比べてお金を節約できます。

カーシェアリングはクルマを所有していなくても、いつでも簡単にドライブできます。

そして、適切なサービスさえ提供すれば、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの中でも需要が増加します。たとえば、2020年のパンデミックの開始時に、「WeShare」のベルリンにおける事業エリアが一時的に拡大され、待ち時間料金が1分あたり5セントに引き下げられ、シャリテ病院のスタッフに割引サービスが提供されました。ベルリンを象徴するこの病院の従業員は、その年に約2万5,000回「WeShare」を使用し、25万kmを走行しました。

ボーナスシステムによるメリット

カーシェアリング プロバイダーは、持続可能な移動手段を提供するだけではありません。簡単なコツで、利用料金を大幅に安くすることもできます。たとえば、「Hol dir €」(ユーロを稼ぐ)の表示がある「WeShare」車両を少なくとも10分間レンタルすると、アプリのアカウントに次回の利用時に使えるクレジット(残高)が付与されます。また、公共充電ステーションで、充電ケーブルに接続されている「WeShare」の電気自動車の充電ケーブルを抜くことで、「現金を稼ぐ」ことができます。ベルリンでは2ユーロ、ハンブルグでは5ユーロのクレジットが得られます。

夜の信頼できるパートナー:「WeShare」はタクシーに代わる手頃な価格のサービスですが、アルコールを飲んでいないドライバーのみが利用できます。

返却時に残りの走行可能距離が80km未満の場合は、なるべく充電ステーションに持ち込むようとなっています。ベルリンでは、これに5ユーロのクレジットが与えられます。ただし、充電ステーションに駐車する場合は、必ずパーキング ディスク(駐車開始時刻を表示するボード)を使用する必要があります。車内にパーキング ディスクがない場合は、紙に時刻を書き留めても問題ありません。

駐車が簡単に

自分のクルマで駐車スペースを探したり、それに伴う費用を負担したりしたくない人は、カーシェアリングを利用することをお勧めします。「WeShare」のクルマは、ほぼどこにでも無料で駐車できます。しかし、「WeShare」が事業を行っているエリア内の公共駐車場に、クルマを適切に駐車することが条件です。

できるだけ早く目的地に到着したいですか?「ID.3」と「ID.4」は、空港など、多くの人々が利用する場所がすでにナビゲーション システムに登録されているため、素早く利用することができます。この機能を使うには、ハンドルのボタンを押すか、「Hello ID.」と言い、ボイスコントロールを使って利用することもできます。

手頃な価格のモビリティ

湖に泳ぎにでかけたい、銀行や、DIYストアに行きたい時でも、「ID.」ファミリーは、すべての人を目的地まで運びます。また、日帰り旅行用などに、格安のパッケージを予約することもできます。それよりさらに長く借りたい時、サブスクリプションによる柔軟な価格設定モデルである「WeShare+」を使用することが経済的です。これにより、1分あたりの料金も大幅に低くなります。

充電に関しても、クルマがあなたをサポートします。長距離を走行する場合、「WeShare」アプリは適切な充電ステーションを表示します。残りの走行距離が20km未満の場合、レンタル期間の終了時に必ず車両を充電する必要があります。無料のアプリ「プラグサーフィン」は、ユーザーが適切なステーションを見つけるのに役立ちます。ここには、ドイツで利用可能な充電ステーションがリストアップされています。

便利な検索機能:「WeShare」アプリは利用可能なクルマと充電ステーションを表示します。


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