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自動運転の5つのレベル

2022/10/25

自動運転の5つのレベル

2022/10/25

本記事は2021年11月5日にvolkswagen.comに掲載された記事の日本語版です。

未来のモビリティは、自動運転が鍵となります。現在、クルマのアシストシステムは、すでに様々な場面で導入されています。そして、フォルクスワーゲンは、多くの人々が完全な自動運転を享受できるようにすることを目指しています。そのために、フォルクスワーゲンは叡智を結集したプロジェクト「Trinity(トリニティ)」を立ち上げました。このプロジェクトによると、2026年以降に発売されるクルマは、最初は「レベル2+」の部分的な自動運転から、最終的には「レベル4」の完全自動運転を可能にします。そもそも、自動運転の5つのレベルとは、正確には何を表しているのでしょうか?各レベルについて説明します。


レベル1:運転支援

自動運転の最初のレベルでは、クルマは運転をアシストシステムで支援します。前後方向の制御(加速やブレーキなど)または横方向の制御(ステアリング操作)における特定の運転操作で個別の運転支援を行います。また、アンチロック ブレーキシステム(ABS)、エレクトロニック スタビリティコントロール(ESC)、車線逸脱警報システムなどのアシストシステムは、すでに多くのクルマで日常的に使用されています。


レベル2:部分的自動運転

半自動運転は、様々な個別のシステムを組み合わせて、前後方向の制御と横方向の制御の両方で、一時的にいくつかの運転操作を自動で行います。例えば、ドライバーの介入なしに、車線に留まり、加速し、ブレーキをかけることができます。レベル2では、フォルクスワーゲン「IQ.DRIVE Travel Assist(アイキュー.ドライブ トラベルアシスト)」などの高度なアシストシステムにより、運転操作を完全にクルマに任せて、ドライバーの負担を軽減することができます。ただし、運転に対する責任は完全にドライバーが持ちます。


レベル3:条件付き自動運転

レベル3では、クルマはある程度の自動運転を実現します。高度に自動化されたクルマは、自動的に加速し、ブレーキをかけ、ステアリング操作を行います。この自動運転は限られた時間、適切な交通状況、道路の特定の区間で機能させることができます。これは、特定の状況で、自動運転機能が運転に対する責任を持つことになる最初の段階です。そのため、一時的にハンズオフ運転可能になりますが、必要に応じて、いつでも再び運転ができる状態でなければなりません。


レベル4:高度自動運転

高度自動運転では、、アウトバーンや駐車場など特定の状況でのの移動を自動で行うことができます。。つまり、ドライバーはほとんど乗客のような存在になります。また、ドライバーはクルマに運転を任せることができますが、いつでも介入できるようにしておく必要があり、自動運転システムを終了した後は、再びハンドルを握ります。このレベルでは、自動で安全に停止することも可能で、特定のエリアでは、乗客がいなくても走行することができます。


レベル5:完全自動運転

最終段階では、クルマは完全に自動化され自律的に走行します。レベル5のクルマには、運転操作を行うドライバーが乗る必要はなく、自動運転システムは、あらゆる交通状況を把握しながら、長距離走行も可能になります。また、完全自動運転では、乗客が介入できないため、運転免許も運転能力も必要ありません。


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